PROPEL ADVANCED PRO DISC ④ハンドル以外もバラしてみたら

2018GIANTのPROPEL ADVANCED PRO DISCです。
定価¥600,000(税別)

有り難うございます、完売いたしましたm(__)m

さて、新型プロぺルのために造られたカーボンホイール、、、

チューブレスレディなんで振れ取りが手間なんですよね~!
専用リムテープを剥がしてポイしないと、内蔵ニップルが回せません。

あ、そうそう、、、
リアホイールのリムの幅は、26.3mmでした!
太っ!

そういや、GIANTオリジナルのチューブレスレディ用タイヤ、、、
ビートんとこがやたらブ厚い!
空気圧パンパンしないとビートが出ませんぜ。
古い設計のチューブレスホイールだと使えないかも。

でもチューブレスレディとしては良く出来てます。

GIANTのカーボンホイール、ハブのメンテナンスが、、、チョー簡単!
専用グリスさえあればお家でもフリーのお掃除出来ます。

まあ、スプロケット外す工具は有った方がエエくらい。

こんだけディープなカーボンホイールなんで、バランス取りはした方が良いですね!

シマノ製BBが最初っから入ってます。

念のため再圧入、、、
GIANT、ちょいアマいやつがたまにおる。。。

GIANTはフレーム直付け台座でフロントディレイラーの角度を変えれます。
まあPROPELはアウター52Tなんで角度変えなくてええんですケド。

んで、ブレーキオイルの整備して、、、

DI2の設定して完了です!

アルテグラDI2はココ↓にも変速スイッチ付いてます!

PROPEL ADVANCED PRO DISC ③ハンドル周辺バラしてみたら

2018ジャイアントのプロぺル アドバンスド プロ ディスクです。
定価¥600,000(税別)

有り難うございます、完売いたしましたm(__)m

新型プロぺルのこの特徴的なハンドル周りですが、、、

↓ハンドル回すとこんな感じで稼働します。
トレックはフレームにこんなハッチが付いてましたが、プロぺルはステムにつくことになります。
ちなみにこのハッチ、、、カーボン製です。

上のハッチ部写真でもお判りの通り、ステムは下半分がアルミ製、
上半分はカーボン製のカバーとなってます。

ちなみに別に要らないんですけど、
↓の別部品を取っ払うと変速ワイヤーも通せるようになってます。
そう、一応は機械式のコンポでも組むことは出来るんです。

さて、話は戻りましてステムを外してみましょう。
なんと、単にヘッドスペーサーは2分割されており、
従来のヘッドスペーサーと同じ働きをするのは前半分のみ。ここもカーボン製です。

後ろ半分はゴムで造られたカバーなだけなのでした。

ステムを外してみた写真が以下です。
トップチューブ上から油圧のブレーキホースとDI2コードがブチ込まれてます。
まあでも、、、コレは旧プロぺルでも似たようなもんでしたからね。。。

ヘッドパーツは、、、実はTCRとかと同じ、OVERDRIVE2ヘッドパーツ使ってます。

フロントのブレーキホースは、フロントカーボンフォークのど真ん中から飛び出してます。
ココだけはさすがに特別な造りになってますね!

まあでも、BMXとかでも似たようなん有ったか。

↓ステム上のカーボン製カバーを裏から見た写真です。
まあ、カーボン製っつーか、
プラスチックにカーボンの粉を混ぜたエンジニアプラスチック製みたいな感じ。

バネでパカパカ動くだけです(笑)

↓なにげにキツキツだったんがこの辺のワイヤー周りでした。
ココにDI2のジャンクションもブチ込まなあかんのですが、DI2の細いコードが挟まりそうで心配で、、、

なお、メーター類は付属のメーター台座をご使用ください。
ガーミンもGIANT製GPSメーターも、コイツで取り付け可能です。
さらにオプション別売り部品は必要ですが、
メーター台座の下にライトやスポーツカメラも取り付け可能です。

さて、
実際にハンドル周りをバラしてみると、そんなに特殊規格も使われてないということです。
極端な話、ステムもハンドルも普通のパーツでも組むことは出来ます。
(内装は無理ですケド)

構造も良く見るとフツーですし。
つまり、、、
GIANTはカーボンフォークは10年保証、カーボンフレームは生涯保証です。
どっかのメーカーみたいに、生涯保証と言いながら、、、
専用のヘッドパーツ7年目で生産終了して結局乗れなくなり、、、
とはなりませんのでご安心を!

そして次回は最終回、整備についてです!

PROPEL ADVANCED PRO DISC ②専用部品について

2018ジャイアントのプロぺル アドバンスド プロ ディスクです。
定価¥600,000(税別)

有り難うございます、完売いたしましたm(__)m

あ、、、

さて、、、

この、、、PROPEL ADVANCED PRO DISCですが、、、

PROPELのために開発されたカーボンホイールですが、

フロントはリム高42mm高でDISCブレーキ専用で割り切ったため
ノーマル(キャリパー)ブレーキ用とは全く異なる、ものすごく複雑な断面をしたホイールなのです。
断面を例えるなら、、、横から見たお魚、またはカギ穴形状と申しましょうか、
内側先端は丸く(尖っていない)、
中央で薄くなり、
タイヤ付近でまた広がっている、、、
という形状で、アルミだと成形出来ない
カーボン製だからこそDISCブレーキ専用だからこそ成り立つ、そんな形状なのです。

風洞実験の結果、この形状だと横風で全然フラ付かなくなるそうです。

文章で説明すると難しいんで、よう判らんわ~!って方はぜひ見にくるしか無いですね。

リアホイールはリム高65mm高、これまたDISCブレーキ専用なんですが形状は割とフツーです。
でも、やたらワイドリムです。
ノーマルブレーキだとブレーキ側の問題でここまで太くは出来ないんちゃいますかね?!
後ほど、振れ取りするときにリム幅測ってみます。

フロントフォーク内側に僅かにチラリと見えるのは、フロントの油圧ディスクブレーキに繋がっている油圧ホースです。
ココだけが残念ながら見えてますが、フォーク内側なので空力上で最も抵抗にならないようデザインされています。
2019に出てくるトレックのマドンもほぼ同じ位置に油圧ホースが露出しています。

横から見るとディスクブレーキのホースは全く見えません。
ところで、、、どっかのメーカーがフロントフォークに縦スリットを入れてましたが
アレは空力上全く意味がないそうで。。。(でもめちゃめちゃカッコ良かった(笑))

残念ながらGIANTは縦スリット入れてません。

↓のPROPEL専用ステム、、、
PROPEL ADVANCED PRO DISCに付属しているのはアルミ製で、
PROPEL ADVANCED SL DISCに付属しているのはカーボン製です。

このプロぺル専用アルミ製ステム、、、激重です!
カタログ値290gとなってますが、、、絶対ウソだっ!
ぜったい500g近く有るわ。。。

バラしたとき重量測ったろ~!
、、、

って思ってたら忘れてました、スイマセン。
でも見た目以上に重たくてびっくりしましたよ。

と、言うことで次回でPROPELをバラしてみましょう!

PROPEL ADVANCED PRO DISC ①概要編

2018ジャイアントのプロぺル アドバンスド プロ ディスクです。
定価¥600,000(税別)

有り難うございます、完売いたしましたm(__)m

カタログで見ると、旧モデルや37万のPROPEL ADVANCED PRO 1とフレームが大体一緒に見えるかもしれませんが
PROPEL ADVANCED PRO DISCのフレームは全くの新設計です。
実物を見るとフレームの形状も全く異なります。

一応、PROPELの名前を使うんでシルエットくらいは、、、旧モデルと似せたのかもしれませんね。

現物でSサイズ、実測7.9kgでした。

フレームと部品構成・部品形状はトップグレードのPROPEL ADVANCED SL(125万)と全く同じため、
このPROPEL ADVANCED PRO DISC(60万)とエアロ性能は全く同一と考えて問題ないでしょう。

あ、PROPEL ADVANCED SLはホイール留めるクイックレバーの出っ張りが無いんでした、その分の違いのみです。

同等の設計はスペシャライズドとかでも造られていますが全て100万を余裕でブッチ切るお値段の完成車ばっかり。
2019年度はトレックも新型マドンを出してきますがお値段はおそらく、、、

つまり、、、

  • 専用エアロフレーム
  • 専用エアロハンドル・ステム
  • 前後異型ホイール(さらにカーボン製)
  • 前後ディスクブレーキ
  • DI2コンポ
  • ワイヤー類全て内装

という、、、現時点で世界最高のエアロ性能が100万円を大きく割る、たった60万で買えてしまうのが
このPROPEL ADVANCED PRO DISCなわけです。

う~む。
↓ハンドル回りを後から見たら、、、潜水艦みたい。

正面から見たら、これだけシュッとしてます。
シュッと(笑)

ハンドル位置は地面から90cm以上とかなり高いポジションで組み上げてますんで
専用ヘッドスペーサーが10枚くらい重なっとります。
でも、それがますます潜水艦っぽい。

続きは後日。

TCX ESPOIR 26

Giantのジュニア用シクロクロス、TCX ESPOIR 26です!

定価65,000円税別!

フロントシングルでDISCブレーキ仕様と何気にホンキ仕様。

とりあえず写真のみ公開しときます。

PROPEL ADVANCED PRO DISC

2018ジャイアントのプロぺル アドバンスド プロ ディスクです。
定価¥600,000(税別)

以前に書いた記事が消えてしまったのでとりあえず写真だけでも取り直しました。

現物でSサイズ、実測7.9kgでした!

改めて書き出しましたページを以下にまとめてみました!


有り難うございます、完売いたしましたm(__)m

エスケープR3にセンタースタンド

エスケープR3にダブルレッグセンタースタンドを取り付けました。

自転車屋的に、、、
センタースタンドってあんまし好きじゃなかったんですよね~

見た目はしっかりしてるクセに、取り付け金具の寸法がテキトーすぎてすぐ壊れたりで
乗ってるうちにタイヤに当たってくるようなったりするんすよね~

例外的に、
IDIOMはフレーム側に台座がガッチリ溶接してくれてるんで大助かりなんですけど。

エスケープR3は残念ながら、、、
チェーンステイが短いデザインだったり、
フロント変速ワイヤーが下から回るデザインだったりで
センタースタンドには向かないモデルではあります。

しかし、今回はお客様のご要望でしたんで取り付けることになりました!
しかもダブルレッグのタイプ!!

でもGIANT製のダブルレッグキックスタンドは、、、廃盤なってるし!
(どちらにせよ、ダブルレッグキックスタンドの適応表見ると、エスケープR3は×なんですけど)

他ブランド(MASSROADのやつ)汎用品を手配しました。

案の定、ぜんぜんボルトの長さ足りてないし!
センタースタンド嫌いだ~

翌日、
出勤前にホームセンターよってM10ボルトを買ってきました。
あ~!コイツ、3/8インチサイズのボルトやんけ!
やっぱセンタースタンド嫌いだ~
言い訳すると、、、3/8インチボルトは、M10のナット(店頭に確認用として置いてた)に入るんですよ。

そういえば、前の職場でも同じ過ちをしてたな、オレ!
ムカつくぜ~!
(自分に)

さらに翌日、
出勤前にホームセンターよってM10のタップ先買ってきました。
スタンド本体をゴ~リゴリと削りまくり。
M10ボルトも現物合わせで60mmにカット。

おお、純正ボルトよりも建てつけ良くなったゼ。

このスタンドなら、エスケープR3でもクランクも回せるんですね~
たいていのセンタースタンドはペダル逆回転したら当たるのに。

変速ワイヤーはライナーに通して逃がしました。

なお、この記事は備忘録として自分のために書きました(笑)

TCR ADVANCED 2 ネオンレッド

そういえば、、、
2017年のツール・ド・フランスで総合優勝されたのは、、、
ピナレロを駆る、チームスカイのクリス・フルームでしたねえ。
いやあ、サスガです。

ところで、、、
2017年のツール・ド・フランスでポイント賞取ったのは、、、
チームサンウェブのマイケル・マシューズでしたね。TCR ADVANCED SL乗ってた。

でもって、、、
2017年のツール・ド・フランスで山岳賞取ったのは、、、
チームサンウェブのワレン・バルキルでしたね。TCR ADVANCED SL乗ってた。

ジャイアントのフルカーボンロードで最も軽量なシリーズがTCR。
その中で105コンポフルキットで組みこまれたモデルが、、、TCR アドバンスド 2です。
定価は¥195,000です。

ちなみに、ツールドフランスでチームサンウェブが乗ってたTCR ADVANCED SLはT800相当のカーボンを使用し、
UCI規定ギリギリを狙える軽さと、プロも満足させるに十分な剛性を得ていましたが、
SLでない、TCR ADVANCEDはT700相当のカーボンを使用してSLよりも乗りやすさを重視したモデルとなっています。
生産は共にGIANT専用の同じ工場です。

ワイヤーの取り回しはヘッドチューブから出るタイプです。

このタイプはDI2(電動)にしたらキレイになるんですが(笑)
機械式ワイヤーだと取り回しがキレイにならないんすよね。。。

しかもワイヤーの長さに、なが~く、余裕を持たせとかんとイロイロ調子悪くなっちゃうんですよ。
自転車屋的にハンドル周りのワイヤーが長いと、、、ちょっとダサい。

なるべくカッコ悪くならないよう、

いったんバラして
変速ワイヤーの取り回し代えて、、、
アウターワイヤーの長さ換えて、、、
テフロン塗って、、、

お客さまにはお渡ししてま~す。

フレームの後方に向かうほどすべてのパイプがシュッとしていくデザインです。

シートステイをこれ↓くらい細くできるってコトは、、、

それだけグレードの高いカーボン(東レのT700相当)を使ってるってコトですね。

プロペル・アドバンスドと比べてもしなやかなのが、TCRアドバンスドです。
でもコレはVARIANTシートピラーのおかげでそう感じるのかもしれません。

ちなみに、、、

2016 2月号のサイスポで

「これが今のミドルクラスの頂点でしょう」

と、言われたTCR ADVANCED PRO 1(35万円)と、、、

このTCR ADVANCED 2 は、、、

フレームだいたい一緒で~す。

アドバンスド・プロの方は、ヘッド規格がジャイアントオリジナルに変更されているくらいの差です。

でも35万のに付いてるGIANT製カーボンホイール、だいぶん良さそうなんですよね~!

あのホイールは欲しくなるな~

でも値段差みたら20万のTCR ADVANCED 2が良いですよね~

だってこのTCR ADVANCED 2 XSサイズで実測7.9kgなんですよ~!

ATX マットブラック

ジャイアントの入門用マウンテンバイク、ATXです。

他ブランドの入門用MTBつったら、
フレームの設計がどう見てもクロスバイクだったりして見た目からして「なんか違う感」を醸し出すモデルばっかなんですが、

なぜだか、GIANTのATXはフレーム設計がバリバリMTBしてるし、
今本格的なMTBで主流の27.5インチタイヤはめてたりで、やたらカッコ良く見えます。

ワイヤーがフレーム内蔵式なのもビビりました。

どう見ても定価¥52,000には見えません。。。

確かにホイールなんかは山でコケたら一発で曲がりそうなんですけど、、、カッコ良い。

ブレーキもメッチャ効く!!!!、、、と、言うわけではないんですけどDISCブレーキが付いてます。

エスケープにはサイドスタンド別売りなくせに
なぜかATXには専用サイドスタンドが標準装備されてます。

クロスバイクよりかお買い得やん

まあ変速系とかTOURNEYなので、山でバリバリ走るっつ~わけにはいかんのですが、
ちょっと一回くらい山の中走ってみたいとかくらいなら十分イケますよ。

それにしてもカッコ良いなあ。見た目がエスケープとかよりも高そう(笑)

ただ一つ、最大の欠点として「デカい」です。
クランク位置(=ペダル位置)が高いんですよ。
(本格的MTBの設計は最低地上高を上げたいためそのようになってます)
よってクロスバイクに比べて、地面に足が付きにくい(届きにくい)です。

(先記のクソダサい、他ブランドの入門用MTBフレームの設計はこれを嫌ってクロスバイクっぽくなってるんですけどね。)

ATXのSサイズと、エスケープのSサイズを比べると、、、ATXの方が一回りデカい。

でも、これがワイルドなMTBらしさである、ともいえるんで仕方が無いです。
我慢して乗りましょう!
それが、マウンテンバイクですわ。

(一応、2018年モデルからXSサイズは26インチになりましたんで少しマシにはなりました(笑))