カーボンフレームの修理も承ります

輪心では、一般的なカーボンフレームの修理もお受けしてます。

ただ、仕上がりはフレーム修理専門業者には到底かないません。
少しの破損は…専門業者よりもお安く…乗れる状態に復帰させることが出来る…程度とお考えください。

例えば、転倒などによりリアディレイラーを巻きこみシートステイをへし折ってしまった下記事例の場合、
カーボン修理・単色塗装・ディレイラーハンガー・変速ワイヤー・RDR7000代で、、、
総額3万円かかりませんでした。

↓パッカリ割れてます。

↓カーボンシートを巻きつけるため、塗装面を全て削りました。

↓裏側が割れてしまったんですね。。。
指で押したらフニャフニャ。

↓輪心で使用する、業務用カーボンシートです。

カーボンシートを巻きつけて硬化させた状態です。
これでガッツリ乗り倒せる状態まで再生出来てますし、
年数経ってもカーボン層が剥離しないよう、可能な限り神経使いました。

 カーボンの場合、経年劣化でカーボン層の剥離が起こります。
 それを抑えるのに、「技術」と「考慮」と「時間(手間)」が必要なのだと実感しました。

ちなみに高級なカーボンシートを採用したとしても、成形に必要な「時間=コスト」を
もの凄く省略すれば、かなり安く造ることも可能だということも、実感しました。
東レのカーボンを採用してるのに、やたら安いブランドは、、、
剥離しやすいのかもしれませんねえ。。。

 改めて、カーボンフレームに生涯保証を付けてるGIANTは凄い、と思いました。

↓さらに永くお乗りいただけるよう紫外線による劣化を防ぐため、塗装します。

↓キズにも耐えられるよう、ウレタン系クリアを20回ほど塗って完成です。

↓カラーが真っ白だったこともあり、わりとキレイに治りましたが、
塗装はあまり得意ではないです。。。スイマセン。