2016 2/3~4の2日間で自転車の資格試験を受けてきました。
ワタシは無事に合格しまして、、、本日、合格証が届きました。
たいそうな額縁やのう。。。
このスポーツバイクメカニック養成講座、、、
講座というだけありまして2日間のうち1日半は講義で、、、
残りの半日で筆記試験と実技試験の修了検定を行う、というモンです。
まあワタシも趣味で自転車乗ってた時から自己流でチャリ組んでましたし、、、
10年以上は自転車屋で勤めて来ましたんで
普通のメカニックとしての能力は、それなりに有るたあ思うんですが、
今回の講座はちょいと訳が違います。
元から自転車販売店の人間しか受講出来ません。
あと、1日半に渡り開催される講座の講師サマが超豪華!
MOTO GPのメカニック、メーカー直接の方、
フレームビルダー様や、有名プロショップの店長様、、、
と、叩き上げの現場人間ばっかという、
とても貴重な講座なんですわ~!
とても勉強になりました。
まあ実際のところ、スポーツバイクの組み立てって、、、
普通の組み立ては一般的な方法が定まってるんですが、
突きつめていくと、、、細かいところは自分自身で方法を編み出していくしかないんですよね~!
例えば、ワタシだってホイールの組み方だけで無く、ワイヤーの切り方だって10年間のうちで何回も進化して変えてってます。
逆に、、、
10年前はめっちゃこだわってたトコロが、実は対して意味が無いようだとわかったコトも有ったり。。。
まあ、どんな仕事でもそういうコトって有りますよね~!
んで、自分の方法と、他の方の方法とを、すり合わせするために養成講座を受けたわけですわ~!
なので、講義の最中だけでなく、向上心バリバリ(笑)な受講生どうしの、ちょっとしたディスカッションの中にもチョ~大切な話が詰まってたりしたんで、1日半の講義はとても楽しく、勉強になるものでした。
ただ、、、
楽しい養成講座が終わってからの、修了検定が激ムズでして。。。
現役の自転車屋が48人受けて、合格者が9人。
実は48人には再試験の方も含まれてて、
一発合格だったんはワタシ含めて5人という。。。
中でも、実技試験がウルトラ厳しく、、、
従来から有る「自転車組立整備士」とかは、試験時間が1時間なんだけど30分で作業完了しちゃうくらいだったのが、スポーツバイクメカニック修了検定は1ミスはセーフ、2回目のミスはアウトかも。。。
っていうくらい厳しい時間制限でした。
難しすぎるわっ!
以下、今後受講される方へのアドバイスで~す!
●1日半に渡る講義ですが、、、試験にはほとんど出題されません(笑)
●筆記試験は自転車屋としては一般教養程度の内容でした。
ただ、過去には小論文が有ったそうです(笑)
●筆記試験、実技試験ともに、引っかけ問題が有りました。
冷静に良く読み、指先のセンサーを働かせれば気付くはずです。
●実技試験は時間設定がギリギリです。
①受講料が35,000円もする
②県外からだとさらに、交通費と宿泊費も自腹
③自店からのプレッシャー
④年に1~2回しか試験が無い
という、数々のプレッシャーを受けながらも数々の故障個所を見つけて修理作業していかないと間に合いませんので、100点狙いでなく80点狙いで行った方が気が楽です。
アドバイスは以上です!
最後に、
不満①:引っかけ問題は不要なのでは?!
不満②:レースメカニックの試験では無いんですし、試験時間が短すぎるんでは?!