STANCE E+ (Eバイク)

STANCE E+ (Eバイク)

GIANTの29ERフルサスEバイク、STANCE E+です。
メーカー標準価格¥682,000(税込)

スタンスE、ちょっと珍しいのが、、、
●バッテリーが大容量の625Wh搭載で180km以上の航続距離を持ち、自走派に最適
●純ガチ系XC競技用フルサスモデルのアンセムと同じフレーム構造で、自走派に最適
なのに、
●ジャンプも飛べるし下りのシングルトラックも攻めれるポジションで割と下り系エンデューロに最適

という、ちょっと変わった(悪く言うと中途半端)なフレームデザインになります。

ストロークは前:140mmで後:125mmと、ロングストロークというほどでも無いですね。
先ほども書きましたが純ガチ系XC競技用アンセムと同じFLEXPOINTサスペンションシステムを採用してます。

これは、、、過去にTRANSITION BIKESというブランドからSPURという超スゴいフルサスモデルが発売されていました。
リアストロークが120mm有りながらペダリングがスバらしく軽くて登りが軽快。
その登り性能からEバイクなんて要らないぜ!ということで「Eバイクキラー」と呼ばれていました。
そのうえSPURはジャンプも飛べるし下りのシングルトラックも攻めれるという一部の自走派ハードコア(?)マニアには大絶賛でした。

そのSPURが採用していたリンクデザインの発展形が、、、FLEXPOINTサスペンションシステムだったりします。
(メーカー違いますけど)

↓バッテリーとモーターの取付位置が低いおかげで、バームからのジャンプでも非常に乗りやすくて気持ち良いです。

View this post on Instagram

A post shared by 木村 敬 (@wagocoronet)

フロントフォークはROCKSHOXのPSYLO。
サイロというネーミングは昔に在りましたね。
ハードテール26インチに装備してるライダーがめっちゃ多かったです。懐かしい。
でも当時のフロントフォークと全く関係なく、このサイロは完成車専用のフロントフォークです。

リアユニットはSRサンツアーの入門用モデルです。
シングルトラックで遊ぶなら問題無いです。
もう少しダウンヒル攻めたいならDVOからこのサイズが発売されています。おススメです。

ダウンチューブ下のプラスチックカバーを外すとバッテリーが出てきます。
工具は必要ですがバッテリーは取り外し可能です。

↓下の穴からT25レンチを入れて緩めるとバッテリーが降りてきます。

純正で140mmストロークのドロッパーシートポストが装備されてます。
ちょっと長すぎるんでワタシは130mmに縮めて使ってます。110mmまで縮めれます。

ちょっとクッション柔らか目なトレイル用サドルを装備。
レーパン無しでも快適です。

何気に握り心地良い純正グリップ。
部品売りはされていません。

TEKTROの最安4ポットディスクブレーキです。
ミネラルオイルはシマノ製を流用可能。
ブレーキパットもセイント用を流用可能で、私は1回だけノーマルパットで山行きましたが速攻でセイント用メタルパットに交換しました。

液晶コントローラーです。
スピードの他に走行距離やケイデンス等が表示できます。

つや消しのシャンパンゴールドというようなカラーリングですね。

純ガチ系XC競技用アンセムと同じFLEXPOINTサスペンションシステムです。
「Eバイクキラー」と呼ばれたシステムを真似しただけあって登りのトラクションが素晴らしく良いです。
フルサスEバイクの中で、登り性能を求めたシステムの中では最も先進的なシステムです。

POWERD BY YAMAHAのロゴが無くなっちゃいましたがYAMAHA製ユニットです。
プログラムが異なり、ヤマハのEバイクは少しスピードが出るとヒュルル~っとパワーを抑えちゃいますが、GIANTのEバイクはパワーを抑えずにアシスト強めのままスピードが出ますね。

ちょっとしたジャンプも安定感ありすぎるくらいです。

View this post on Instagram

A post shared by 木村 敬 (@wagocoronet)

2025 GIANTカテゴリの最新記事