とうとうマエストロ・システムでは無くなった純XC競技用モデル、
ANTHEM ADVANCED PRO 29ER のフレームセットを組みました。
希望小売価格は￥451,000税込
パッと見は2021モデルと大差ないようにも見えちゃう2022モデルですが、
実はリアサスペンションの特性が全く変わってしまいました。
日本人が乗るポジションに合わしていくと、
どうしてもトップチューブにブレーキレバーと変速レバーがブチ当たってしまいます。
のでフレームを保護するためのゴムバンパーを巻いてます。
このアークティックライトとかいうカラー、激シブです。
ギラギラ光る中、うっすらと高品質ナノ・カーボン繊維特有のまだら模様が浮き出てます。
リンクもカーボン製
（たぶん）第3世代まで進化していたGIANT独自のサスペンション、MAESTROシステムでしたが、、、
新しいANTHEMから大きな変更がありました。
CANNONDALEのSCALPELやTREKのSUPERCALIBERのように、
リアホイール側に関節が無い上下一体型のスイングアームに変更されました。
MAESTROシステムは大きくゆっくりストロークして乗りやすく安定性が強い構造でした。
それが新型ANTHEMでは細かいギャップでもプッシュが入る、
ガレ場でもどんどん加速していくような、より競技志向が強いデザインに変更されました。
まあ、これは今後のXCレースが東京オリンピックで使用されたコースのように
ハイスピードながら所々にジャンプも含むテクニカルな人工セクションが点在する、
そのようなコースでタイムを出すためなのでしょう。
それを裏付けるかのように、写真では取り付けませんでしたが
ジャンプした時チェーンが外れたりするのを防ぐ
MRP製のチェーンガイドがオマケで付いてました(笑)
